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ちんこくんのポッドキャスト略してちんポ

君たちはどう生きるか殴り書き感想とCornelius新譜とうんこちゃん

君たちはどう生きるかを見てきた。そんなにジブリ作品に熱心な方ではなく宮崎作品は半数ぐらいしか見てない。しかし今回は全くの詳細を伏せての公開ということで こんな体験はなかなかできない!と思って公開当日朝に時間あったから見に行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ここからネタバレするっちゃする】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

個人的にはめちゃくちゃ面白かった。さっきも書いたが別にジブリ作品そこまで好きでも嫌いでもないって感じなんだけどこれは俺好みな感じだった。めちゃくちゃ複雑で考察いろいろできるんだろうけど、どちらかというと自由度が高く自分の好きなように解釈ができるところが俺が好きなんだろうなと思った。音楽とかもそうだけど説明的でない音楽とかのが好きで自分で勝手な解釈したり自分に勝手に当て嵌めたりするのが割と好きなんだよね。Corneliusの新譜を前日ぐらいにしっかり聴いて例の騒動と勝手に照らし合わせたり流れてる音楽の元ネタや文脈みたいなところはほとんどわかんないんだけどなんか聴いた印象だけで十分心地よいみたいな、そんな音楽を聴く感覚と同じ感覚をこの映画にも感じた。よく「宮崎駿はこのシーンにこんなメッセージを込めている!」みたいな考察あるし別にそれはそれですごく面白いと思うんだけど、ただそれって整合性がないと断定はできないし答えを探す作業だと思うんだよね。今作はそれしなくていいなというかできないなと思った。自分なりの勝手な解釈でいいし、むしろ解釈というよりは印象のが大事なんじゃないかなと思った。なんなら宮崎駿も試写会で「よく分からなかったですよね、自分でも分からないです」みたいなこと言ったらしいし本人が分かんないなら答えってないんだよね。とにかくその解釈の自由度の高すぎてなんとなくの印象だけで楽しめるところがすごい好きだったな。

ただ絵で感動するみたいなのはあんまなかった気がする。過去作で「うおーすげー綺麗!」「かっけー!」みたいな絵としての感動があったと思うけど今作はそれはなかった。あとストーリーが面白いか?と言われるとそれも過去作のが面白いかなと思う。というかストーリーにハラハラドキドキとかがほとんどなく単調なんだよな。まぁただストーリーに関しては別に過去のジブリ作品が特段に面白いと思ったことは俺はそんなにないので別に俺はこんな感じのストーリーで全然いいなぁと思っちゃった。

んでお前が受けたなんとなくの印象って何???って話なんだけど、なんかさっきも書いた考察系の人が言いそうな「このキャラはプロデューサーの鈴木敏夫で〜」みたいなのもなんとなくあったんだけど、俺が1番グサグサきてたのは主人公とその周りの人間や鳥たちの関係でなんか俺の家族に対する思い、特に母親かな、それがすごい重なるシーンがあってめちゃくちゃ感動した。というか共感したに近いのかもしれん。その葛藤わかるぞ!みたいな。なんか映画見る前にうんこちゃんの母親が亡くなったときとかの話の切り抜きをなんとなく見ててそれに引っ張られたのかもしれんな。

なんか正直見ながら何回か泣いたけどブログ書きながら思ったがなんで泣いたかあんま覚えてないや。またに見に行こう。